大神風です。

大神風です。
今場所はここまで2勝4敗、またしても情けない成績になっています。
しかし付き人をやらしてもらってる輝関は好調で、
支度部屋などでは非常に勉強させてもらっています。
来場所以降にいかせるように頑張ります。

さて今回は僕の四股名の由来の神風 正一関について。

神風は大正10年10月19日に現在の香川県東かがわ市に生まれます。

小学生の頃から運動が得意で頭脳明晰、
朝日新聞社の健康優良児に選ばれた地元では有名な少年でした。

そんな噂を聞いた横綱・玉錦から熱心な勧誘を受け、
昭和12年5月に玉錦が二枚鑑札(当時の現役力士でありながら
師匠として部屋も運営できる権利)の二所ノ関部屋に入門します。

入門時に付いた四股名が「神風」。
これは健康優良児になった朝日新聞社の
東京ーロンドン間の飛行最短時間を記録した神風号に
あやかって本人が決めました。
この四股名は当時、狙っていた部屋が多数あり
「先を越された」と悔しがられました。
これに師匠の玉錦は「神風という四股名は日本人に過ぎたるものだぞ。
国難を救った神風だ。神や仏を忘れるなよ」と大喜びしたそうです。

その後、神風は順調な出世を見せ
玉錦の死による師匠交代(現在の玉ノ海が継承)や
幕下時代の右足首骨折の大怪我を乗り越え、
17年1月に新入幕。対戦した横綱からすべて白星を挙げるなど
関脇を最高位に三役9場所、新設されて三賞制度で
技能賞1回など記録にも残る名力士でした。

引退後は協会を退職し、NHKの名解説者として活躍しました。

かなり紹介が簡略化してしまいましたが、
まだまだたくさんのエピソードの残る力士です。
僕もこの神風関に少しでも近付けるように頑張ろうと思います。

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コメント / トラックバック1件

  1. 千波 より:

    可能な限りBS観て応援しています。
    昭和の神風関もシャープな面ざしの素敵な力士ですね。
    あと一日、力を発揮されますように!

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