大神風です。

大神風です。

初場所はお陰様で5勝と勝ち越せました。
部屋全体の成績も良かった方だと思います。
三月大阪場所にむけてまた頑張っていきます。

ちょうど1ヶ月前のブログでたくさんの質問を頂きました。
ありがとうございます。
なかなか難しい質問もあったので、
少しずつお答えしていけたらと思います。

まず、一門と年寄名跡について。

コメント頂いた通り、
年寄名跡は保有する一門内で継承していくのが通例でした。

これは理事を決める理事選挙の時の票が他一門に
流れるのを阻止するためです。
実際に他一門から名跡を取得し、
所属部屋や所属一門から破門された例もあります。

この背景には昭和36年より施行された
65歳定年退職制度が関係あると考えられます。

36年以前は定年退職制度がなく、
終身有効であった事から後継者の決定に余裕がありました。

しかし36年以降、定年退職制度から
後継者を決めるタイムリミットが出来たことから
後継者を求めて一門外にも奔走する傾向があるのです。

この事から一門の結び付きも古く昔より薄れてしまっていると考えられます。

現在でも出来るだけ一門内で継承していくのが好ましいのですが、
とらわれ過ぎないという考え方だと思います。

残りの質問も解る範囲で答えていきたいと思います。

写真は最近好調な恵比寿丸です。

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コメント / トラックバック4件

  1. 小ちゃん より:

    大神風さん、初場所お疲れ様でした。
    とても成績が良かったので、嬉しかったです。来場所も勝ち越しを期待しています(^-^)/。
    質問の回答を有り難うございます。ずっと大神風さんの更新を待ってました(笑)!沢山質問してしまってすみません。
    一門と名跡のお話、理解しました。確かに、今は理事選でも一門外への投票もありますし、状況は変わっているのですね。現在は、連合稽古や横綱土俵入り(露払い、太刀持ち)の時ぐらいしか、強く一門を意識することがないのかな…。
    参考になりました!有り難うございます。

  2. 土俵の猫 より:

    大神風さん、こんばんは。
    初場所は、勝ち越しおめでとうございます!良いスタートを切れましたね。春場所も頑張ってください!
    名跡と定年退職制度に関係があるのですね。でも、私の印象では、昔のほうが親方は今より若くに亡くなる印象でした(イメージです)。親方の娘さんと婚姻関係を結ばなくなったせいかな?とも思っていました。
    私の質問に答えて下さるのも、お待ちしています(笑)!

  3. 千波 より:

    初場所お疲れ様でした&勝ち越しおめでとうございます☆
    来場所は幕下復帰ですね。
    ご当所でいい相撲が取れますように、応援しています!

  4. june より:

    大神風さん、こんにちは。
    初場所は5勝!良い成績でしたね〜。この勢いで春場所も頑張ってください。
    名跡のお話も勉強になりました。
    私の質問の回答も待ってますね!

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